Bizコンパスの人気記事をアクセス数順に紹介する「Bizコンパス 月間アクセスランキング」。今回は5月のアクセスランキングを発表します。Bizコンパスのアクセス数1位となったのは、どの記事だったでしょうか?

【Bizコンパス 2018年5月アクセスランキング】
順位 記事タイトル 掲載日
1位 効果ゼロ「なんちゃってセキュリティ」の恐怖 5月21日
2位 GPUとは?AI分野での活用事例とこれからのトレンド 5月25日
3位 新・営業にダマされない!VPNの選び方 4月27日
4位 中堅・中小企業のセキュリティ課題はUTMで一挙解決へ! 5月9日
5位 なぜあの企業はITインフラの刷新を遂行したのか!? 2月16日
6位 AIで市場を開拓せよ!地方創生への挑戦 5月11日
7位 日本のほとんどの企業が「死んでいる」理由 5月18日
8位 クールビズこそネクタイを締めるべきである 5月17日
9位 携帯3社の「+メッセージ」、LINEと何が違う? 4月25日
10位 「片づけ」が、毎日の思考習慣を変える 5月23日

 

【第1位】効果ゼロ「なんちゃってセキュリティ」の恐怖

 1位に輝いたのは、セキュリティ対策を導入したとしても、実際にはほとんど効果がない“なんちゃってセキュリティ”の危険性にスポットを当てた「効果ゼロ『なんちゃってセキュリティ』の恐怖」(5月21日公開)でした。

 サイバー攻撃は年々増え続けており、たとえば特定の個人や組織を狙い情報窃取を行う「標的型メール攻撃」に限ると、2017年の発生件数は6,027件で、これは2016年の約1.5倍、2013年の約12倍となる数値です。多くの企業が、こうしたサイバー攻撃に対し、何かしらの対策を講じているはずです。しかし中には、対策をしているつもりでも、まったく効果がないケースもあります。

 本記事で取り上げられている、ある小売業者の例を見てみましょう。その企業では、システム担当者がセキュリティ対策に取り組んでおり、開発会社に推奨されたた通りに、最新のセキュリティ製品を導入していたといいます。しかし、それにもかかわらず、結果的にサイバー攻撃を受けて、情報漏えい事件が発生してしまいました。

 なぜ対策をしていたのに、情報漏えいが発生したのでしょうか? 答えは簡単で、セキュリティ対策の「更新」をしていなかったことが原因です。いくらその当時の最新のセキュリティ対策を導入したとしても、サイバー攻撃を行う側は常に新しい手口を考えているため、攻撃を防ぐ側もその新しい手口に対応する必要があるのです。つまり、セキュリティ対策は常にアップデートしなければ意味がないのです。

 記事ではこのほかにも実際の企業で発生した“なんちゃってセキュリティ”の事例を紹介しています。自社も“なんちゃってセキュリティ”になってしまってはいないかを確認する意味でも、本記事を一読してみてはいかがでしょうか。

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【第2位】GPUとは?AI分野での活用事例とこれからのトレンド

 2位には、“日本最高峰”のプライベート・スーパーコンピュータ「MN-1」に搭載されているプロセッサ「GPU(Graphics Processing Unit)」を取り上げた、「GPUとは?AI分野での活用事例とこれからのトレンド」(5月25日公開)でした。

 GPU(Graphics Processing Unit)とは、画像処理に特化したプロセッサ(演算装置)のことです。もともとはコンピュータグラフィックスをリアルタイムに描画することを目的として開発されたもので、現在も3DグラフィックスやCADなどの分野で活用されています。さらに最近では、このGPUがAIの学習用途にも利用されています。

 先に挙げたMN-1では、128台のGPUサーバー上で、1,024基のGPU「NVIDIA Tesla P100」が動作するプラットフォームを採用しています。この結果MN-1は、スパコンの性能ランキングを示す「TOP500リスト」において、日本の産業領域でトップに輝いており(2017年11月)、世界のスパコンの中でも91位にランクインしました。さらに、画像データを使ったディープラーニングの学習は、“世界最高記録”となる15分で完了したといいます。

 実はこのようなGPUを搭載したプラットフォームを利用するためには、何もすべてを自前で用意する必要はありません。最新のGPUサーバーに、高性能ストレージと高速ネットワークを組み合わせた「マルチーノード型GPUプラットフォーム」をクラウドで提供するサービスも登場しています。

 AIをビジネスに活用したいと計画している企業にとっては、こうしたクラウド上のリソースを活用することが、成功の近道になるはずです。連載第2回目の「PFNがディープラーニング研究開発を支えるGPU計算基盤を構築」(5月30日公開)とあわせてご覧ください。

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【第3位】新・営業にダマされない!VPNの選び方

 3位は、営業の売り文句を鵜呑みにせず、ITサービスを正しく導入するためのノウハウを紹介する連載「2018年版・営業にダマされない!ITサービスの選び方」の第3回目「新・営業にダマされない!VPNの選び方」(4月27日公開)でした。

 今回のテーマは、インターネットのセキュリティを高め、通信を自社のプライベート回線のように使えるようにする技術「VPN」です。これからVPNの導入を検討したり、VPNサービスの刷新を検討している企業も多いかもしれませんが、営業マンの売り文句を鵜呑みにしてしまうと、不便になってしまうケースもあるかもしれません。

 たとえば、営業マンが「クラウド導入に合わせてVPNを導入しましょう!」と、売り込んできたケースを考えてみましょう。パブリッククラウドを頻繁に利用する企業の場合、VPNを導入することで、セキュリティが強化できます。ですが、社内全体がクラウドを利用している場合、クラウドにつながる上流側の回線帯域が不足してしまい、ネットワークの遅延が発生するケースがあります。

 続けて、「インターネットVPNなら通信コストを大幅に削減できます!」という売り文句という売り文句の場合も考えてみましょう。インターネットVPNはインターネット回線を利用するVPNで、通信事業者の閉域IPネットワーク網を使う「IP-VPN」とは違い、比較的安価に利用できるというメリットがあります。ですが、インターネットが混み合う時間帯には、自社の通信とは関係なく、遅延が発生してしまうというデメリットがあります。

 VPNは、通信のセキュリティを高めるという利点がある一方で、使い方によっては通信に遅延が発生してしまう恐れも孕んでいます。それではどのようにすれば、VPNによるネットワーク遅延から逃れられるのでしょうか?

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【第4位】中堅・中小企業のセキュリティ課題はUTMで一挙解決へ!

 4位は、中堅・中小企業が実施すべきセキュリティ対策をセキュリティのプロが語った「中堅・中小企業のセキュリティ課題はUTMで一挙解決へ!」(5月9日公開)でした。

 サイバー攻撃に関するニュースで、度々大企業が被害を受けたと話題となりがちですが、中堅・中小企業にとっても無関係ではありません。なぜなら、サイバー攻撃の常套手段の1つが、周辺にあるグループ会社や取引先に侵入し、そこから大企業に近づいていくというものだからです。

 しかも、中堅・中小企業のセキュリティ対策は十分ではありません。IPA(情報処理推進機構)が公開した「2016年中小企業における情報セキュリティ対策の実態調査」というレポートによれば、中堅・中小企業はセキュリティ対策として、ウイルス対策ソフト程度しか導入していないケースが多いといいます。ウイルス対策ソフトが発見できるマルウェアは、すでにシグネチャ(データベース)に登録されているものだけで、新種のものには対応できません。

 それでは、どのように対策をすれば良いのでしょうか? 本稿ではその答えとして、UTM(Unified Threat Management)を挙げています。UTMとはウイルス対策やファイアウォール、IDS/IPS、Webフィルタリング、メールフィルタリングといったセキュリティ機能を統合した製品で、導入することで多角的なセキュリティ対策が行え、大企業が運用しているようなセキュリティ体制を整えることも可能といいます。

 UTMを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか? 中堅・中小企業に務める方は、1位の「なんちゃってセキュリティ」の記事と併せて、参考にしてみてください。

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【第5位】なぜあの企業はITインフラの刷新を遂行したのか!? 

 5位は、ITインフラおよび運用業務を見直し、効率的なIT環境を手に入れた2社の事例を取り上げた「なぜあの企業はITインフラの刷新を遂行したのか!?」(2月16日公開)でした。連載「ビジネススピードを加速するIT基盤」の第11回目に当たります。

 企業が抱えるITインフラの課題の1つに、過去に設計したITインフラが現状に対応できていないケースがあります。たとえば、事業拡大に伴うシステムの増大でIT基盤が複雑化していたり、クラウドの利用拡大に既存のITインフラが追従できていないケースがそうです。しかし、その場しのぎの対応を続ければ、ITインフラはますます複雑化し、コストやセキュリティリスクの増大だけでなく、ビジネスの発展を阻む要因となりかねません。

 本稿で取り上げられているA社は、まさにこうした悩みを抱えていました。同社は現在から15年ほど前に設立された企業ですが、数年前より宿泊施設を各地に積極的に展開するようになり、急速にビジネスを拡大しています。

 しかし同社のITインフラは、ビジネスが成長する前に構築されたものが核となっており、たとえば新たな宿泊施設がオープンにした時は、それに合わせて急遽ネットワークを追加するなど、その場その場で対応していました。そのため、徐々にITインフラの問題がビジネスの領域にまで及ぶようになります。たとえば、クラウドサービスのGoogle Appsを導入したことでトラフィックが増大し、ネットワークの遅延が拡大。Google ハングアウトのようなリアルタイムコミュニケーションも使えなくなるほどでした。

 A社はこうした状況を、ある方法を使って解決します。その方法とは、一体何なのでしょうか? 同じ状況で困っている企業は、ぜひ考にしてみてください。

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 6位は、新潟の日本酒イベントに登場した、好みの日本酒をAIが推薦する「日本酒AIコンシェルジュ」がどのように生まれたのか、その開発からイベントへの展示に至るまでの顛末を取り上げた「AIで市場を開拓せよ!地方創生への挑戦」(5月11日公開)でした。

 7位は人気のビジネス書「生きている会社、死んでいる会社」(東洋経済新報社)を元に、“死んだ会社”から“生き続ける会社”に転換する方法を解説した「日本のほとんどの企業が『死んでいる』理由」(5月18日公開)、8位は、夏のクールビズの“意外な”着こなし方法について解説した「クールビズこそネクタイを締めるべきである」(5月17日公開)でした。

 9位は5月9日にスタートした、LINEのようなSNSサービス「+メッセージ」の特徴について、携帯電話・モバイル専門のライターである佐野正弘氏が解説した「携帯3社の『+メッセージ』、LINEと何が違う?」(4月25日公開)、10位は、習慣化コンサルタントの古川武士氏が、身の回りの片付けをすることが、ビジネスに好影響を与えることに触れた「『片づけ』が、毎日の思考習慣を変える」(5月23日公開)でした。

 これから暑い季節になりますが、疲れた時はぜひBizコンパスを読みながら休憩してみてください!

Bizコンパス編集部

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